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さんじょーのブログ

スキンケア

【本音レビュー】ヒト幹細胞美容液を使ってみたけど、肌細胞再生効果は・・

最近話題のヒト幹細胞コスメ

  • 今までにない画期的な若返りコスメ!
  • 美容業界の歴史を変える「肌細胞再生効果」を持つコスメ!
  • たるみ、シワ、シミすべての肌老化を改善できる!

など、非常に過激な表現の宣伝や口コミが広まっています。

「なんか胡散臭いなぁ」と感じつつ、試しに一度使ってみようと思い買っちゃいました。

私が購入したのは基礎化粧品研究所(KISO)の、ヒト幹細胞順化エキス5%美容液です。

基礎化粧品研究所
KISO

KISOのヒト幹細胞順化美容液を使用した感想

  • 比較的サラリとしたテクスチャの普通の保湿剤でした。
  • 特に肌が若返ったとか、シミが予防できた感じはしません。

そして現在、このヒト幹細胞美容液は販売されていないようです。(つい3日位まではあったのに)↓

名前がヒト脂肪細胞順化培養液エキスと改名されています↓

kiso

きっと行政から指導が入り「幹細胞コスメ」の表記を取り下げたのだと思います。

※ ちなみにヒト脂肪細胞順化培養液エキスは 人の皮膚の常在菌を発酵したエキスだそうです。

よく見るとメーカーの販売ページにも、肌細胞再生、若返りなどの文句は一文字も書かかれていません。

基礎化粧品研究所は良心的なメーカーなのでしょう。

そもそもヒト幹細胞コスメに肌再生、若返り効果なんてないんですから。

 

まずは「幹細胞コスメって何?」という方向けにザックリと簡単にご説明しますね。

そもそも幹細胞とは?

幹細胞は万能(全能)細胞と呼ばれ、さまざまな細胞にコピーし、分化、増殖することができます。

つまり、ひとつの幹細胞を培養し、増殖させると目に細胞になったり、胃の細胞になったり・・など、特定の細胞を意図的に作りだすことが可能になります。

そのため、医療現場の再生医療に使われており、今後の実用化、普及に大いに期待できる細胞です。

詳しくは再生医療の専門家のサイトやブログで調べることができるので、ご興味のある方はお調べください。

肝心なのは、ここからです。

幹細胞と幹細胞エキスは別物

この幹細胞を培養する時に使う培養液を抽出し、化粧品に配合したものが幹細胞コスメです。

注意して頂きたいのは、幹細胞が入っているわけではなく、幹細胞を培養する際に使われる培養液が入っているということです。

幹細胞培養エキスには、細胞の増殖に欠かせない、EGF、FGFなどの成長因子(グロースファクター)が含まれています。

これらの成長因子が含まれる幹細胞培養エキスを化粧品として使うことにより、さまざまな美肌効果(美白、シワ改善、若返り)が期待されています。

幹細胞の中でもヒト幹細胞(人間の細胞から作られる)は、人間の肌に効率的に働きかけることができる型を持っています。

そのためヒト幹細胞コスメは、シミ、シワ、たるみなどの、さまざまな肌老化、トラブルを細胞レベルで解決できる画期的なコスメだとされています。

ここでもひとつ注意が必要です。

ヒト幹細胞 エキスは化粧品であり、化粧品は肌の表面0.2 mm 程度の角質層までしか浸透しません

幹細胞コスメに使用される成分(培養液)は、主に以下の4種類です。

  • ヒト幹細胞順化エキス
  • ヒト繊維芽細胞順化エキス
  • ヒト神経細胞順化培養液
  • ヒト骨髄幹細胞順化培養液

この中でも、成長因子を多く含むヒト幹細胞順化エキスが人気です。

これらのエキス(培養液)は細胞が増殖する時にできる残りカスのようなエキスです。

濃度が 濃いのか薄いのか もう分かりませんし、何より 化粧品は 肌の奥深くの真皮層までは浸透しないので 効果を届けることができません。

そのため医療 行為を行う美容クリニックでは、真皮層に到達する形で 成長因子を塗る施術(ダーマペンなど)もあります。

もしかしたら浸透性の良い基材を使ったり、 イオン導入やエレクトロポーションなどをしたら真皮まで届くかもしれませんが、

謎の成分をバリアを壊して無理やり押し込むわけですからリスクも伴いますし、自己責任です。

ヒト幹細胞コスメを販売しているメーカーの説明には、いかにもヒト幹細胞と同等程度の効果がある(細胞再生、シワ改善など)と書かれていますが、現在のところ全くエビデンスはなく信頼できない情報です。

化粧品なのに医薬品レベルの効果?

そもそも、細胞の再生などは医療レベルの効果なので、化粧品として販売できるはずがありません。

一部の医薬部外品(美白コスメやシワ改善コスメなど)は、一定の効果(シミの予防やシワの改善)が認められていますが、

今回の幹細胞コスメは医薬部外品ですらありません。(厚生労働省の認可を受けていない)

それにも関わらず、若返りの画期的な再生コスメ!という過激な宣伝文句で口コミが広がってしまっています。

これらの表現は法的にもNGですし、典型的な誇大広告コスメだと思います。

もちろん、幹細胞エキスに含まれるEGFなどの成長因子成分がお肌にいい影響を与えることは考えられますが、それは他のプラセンタエキスなどと同様の意味です。

※プラセンタは厚生労働省にシミ予防効果が認められています。

つまり、ヒト幹細胞コスメ=さまざまな成長因子成分が含まれる(かもしれない)コスメということです。

培養液の中身は謎に包まれている

幹細胞エキス自体に、何の成分がどれだけ含まれているのか?

購入者としてはデータがないので、成分の種類や濃度は不明です。

「ヒト幹細胞順化エキス5%美容液」と書かれていても、その5パーセントのヒト幹細胞エキスの中に一体何が、どの位の濃度で含まれているのか?

謎に包まれています。

POLAや資生堂が手を出さない理由

baベーシックセットの中身

ヒト幹細胞コスメって調べてみるとわかるのですが、大手メーカー(POLAや資生堂など)では一切扱われていないんですね。

POLAなんていち早くシワ改善効果のあるクリームを販売した最新科学メーカーですよ?

そのPOLAですら、この美容業界を革新!と言われる幹細胞コスメを作らないわけです。

よく調べてみると、幹細胞コスメを製造しているメーカーって聞いたこともないようなメーカーが多くないですか?

最近設立したばかりの会社か、韓国などの外国企業ものものばかり。

法律で規制されれば、すぐに撤退して逃げられるような道を持った会社が多いような印象です。

もしPOLAや資生堂で幹細胞コスメが販売されれば、売れまくると思います。

でも出さない。

それは、幹細胞コスメが眉唾すぎて、今まで築きあげたメーカーの信頼を一気に失うリスクが高いからだと思います。

普通の保湿化粧品程度の謳い文句なら、消費者もそこまで期待していないので扱いやすいですが、

究極の若返り化粧品(細胞レベルで!)位な誇大広告を打つ悪質な企業がひしめく中、幹細胞コスメを販売するのはリスク以外の何ものでもありません。

誇大広告で金銭、健康の被害を受けるのは消費者

今でもyoutubeの広告で「これ一本でシワもシミもばっちり消える!」など、誇大CMをしている化粧品メーカーが多いですよね。

Googleは医療系のサイトの信頼性を権威に担保したため、現在医療情報を扱うサイトで検索上位に表示されるのは、医療機関や医師のサイトばかりです。

一方で化粧品についても、権威だけを担保にしているため、大手企業のメディアや化粧品会社のサイトがトップに表示されます。

そして、そのサイトの中でどれだけ悪質な宣伝が行われていてもスルーされているというのが現状だと思います。

今はインターネット、特にSNSの口コミが一気に広まる時代なので、一気に売って、ササッと逃げがちしたい企業が草の根運動をし、噂を広めています。

その代表例が今回の幹細胞コスメです。

よく説明を読めば、矛盾しまくっていることがわかりますが、消費者は若返り、シミ、シワ、たるみが改善!という派手な宣伝に盲目にされてしまいます。

そりゃ、肌老化やトラブルに悩んでいる人が、それを一気に解消してくれるコスメ!と言われれば飛びつきたくなりますよね。

少し前に流行ったNMNサプリなんかも同様です。

※ただのナイアシンサプリメントに添加物をくっつけて一個数万円で売れる世界です。(ナイアシンサプリメントの相場=一個2000円前後)

もし本当に医療現場で研究されてるNMNクラスの恩恵があるなら、少なくとも10歳は若返られないといけないわけですが・・それは医薬品として販売されるでしょう。

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幸いなことに幹細胞コスメの価格帯には幅があり、法外に高い値段をつけている企業は一部で、大体は3000円~5000円という普通の化粧品レベルの価格で購入することができます。

私も3000円台で購入しましたが、いい勉強になったな、という感じです。

これが3万円とかしたらブチ切れてますね。行政に通報しまくります。

まとめ

・化粧品は表皮層にしか届かないので、 広告で歌われているような劇的な (若返り)効果があるとは思えない。

※ 表皮のターンオーバーを促進し 、美肌を促す成分はすでに沢山ある。

・細胞自体に変化を与えるなら本当に画期的なので、厚生労働省の認可があるはず。

※ 現状=医薬部外品ですらない。

・ 自分の幹細胞ではなく、他人の幹細胞でも効果があるのか謎。

・ ほとんどの大手企業が販売していない。

※ 大手企業はお金持ちなので、原材料費が高くても販売価格をあげれば製品化できる。

手を出さない理由は 原材料が高いからではなく、価格に見合う品質ではないということ?

・ 商品そのものではなく、広告による煽りによって口コミが一気に広がった誇大広告コスメの臭いがプンプンする。

・ ここ最近、幹細胞コスメのパッケージの変更や名前変更が各メーカーで続々と行われている。

※ 行政の指導が入った可能性が濃厚。

濃度の表記に注意

今回購入させて頂いた基礎化粧品研究所は、誇大広告は一切しておらず、単にヒト幹細胞コスメの可能性に賭けて製品化した、という印象です。

※ なぜか今は 販売中止になり、名前が改名されていますが・・。

他のアイテムも購入させて頂きましたが、なかな成分がリッチで良心的なお店なのではないかと感じています。

問題なのはヒト幹細胞コスメを誇大広告し、消費者に無責任な希望を持たせて買わせている企業です。

  • 肌細胞再生!
  • 究極の若返り!
  • リバースエイジング

など、再生医療が化粧品でできるのを臭わせているメーカーの商品には気をつけてください。

特に肌に悪いものではありませんが、過度の効果を期待するとガッカリさせられます。

※ 今後幹細胞エキスの研究開発が進み、もしかしたら新成分として厚生労働省に認可される日が来るかもしれません。

しかし、これほど誇大広告でイメージが悪くなってしまうと 大手企業は手を出しづらいですし、 結局闇の中に葬られる化粧品成分になるのではないかと感じています。

  • この記事を書いた人
三条

三条

敏感肌でアトピー質。薄毛対策中のノマドワーカー。時短でコスパのいい美容法が大好き。

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