最近美容業界で話題になっている、人工皮膚化粧品。
従来の肌に直接塗るタイプの化粧品とは違い、肌表面に極薄の人口皮膚シートを貼りつけるタイプの化粧品です。
人工皮膚化粧品の特徴
- 剥がれにくく、自然。
- ペロリと剥がすだけで、クレンジング不要。
- 長時間美容成分が密着するのでスキンケア効果が高い。
- 適度な通気性と透湿性がある。(ムレにくいのに、保湿力が高い)
さらに、ファンデーションタイプの場合は、元の肌状態を完全に覆い隠すことができるので、クマやシミの悩みが一気に解消される・・
など、お肌に悩む女性、男性達にとって希望となる化粧品です。
2019年12月4日、花王から人工皮膚化粧品ブランドが発売されます。
花王「バイオミメシス ヴェール」の使い方
- 専用の美容液(エフェクター)を塗る。
- 専用の小型機器(ヴェールディフューザー)に化粧液(ヴェールポーション)をセットする。
- ディフューザーを肌に吹きかけると極細繊維のシートが顔に密着。
- そのまま就寝し、翌朝シートをはがす。
極薄繊維のシートが美容成分を一晩中肌に届け、翌朝にはもっちり潤い肌に・・という原理です。
シート状のファンデーションを期待していた方も多いと思いますが、今のところスキンケアタイプの人工皮膚化粧品だけの発売です。
今後はファンデーションタイプも積極的に検討しているようなので、来年あたりには人工皮膚ファンデーションが発売されるかもしれませんね♪
価格は?
【バイオミメシス ヴェール】の価格は合計で7万円です。
- ヴェールディフューザー 5万円
- 化粧液「ヴェールポーション」8000円(約45回分)
- 専用美容液 12000円(レフィル11500円)
※専用美容液はest(エスト)またはSENSAI(センサイ)

まだ「シート状美容マスク」としての商品だけなので、保湿やスキンケアしかできません。
私は場合は、メイクアップアイテムとして人工皮膚ファンデーションを試してみたいので見送ります。
人工皮膚化粧品がどんなものなのか?いち早く知りたい美容通の方は今年の12月に試せるチャンスですね♪
他のメーカーも人工皮膚化粧品の開発に積極的
花王が一番のりで人工皮膚化粧品を発売しますが、他の大手化粧品メーカーも人工皮膚化粧品の商品開発を進めています。
パナソニック「しみかくシート」
パナソニックはシミやそばかすなど、気になる部分にだけスポット的にはりつける、「スノービューティーミラー&メイクアップシート」(しみかくシート)の販売を予定しています。
自分の肌に合わせた専用のしみかくシートを作成してもらい、水に濡らして気になる箇所に貼るだけ。
剥がすのも楽ちん♪という手軽さ。
いちいちディフューザーで吹きかける手間がいらないのがいいですね。

資生堂「セカンドスキン」
特殊なポリマーが配合された乳液を皮膚に塗ると、数分で化学反応を起こし極薄の人工皮膚が出来上がります。
単にポリマーが固まるのではなく、科学反応を起こし人工皮膚になるという点がすごいですね。
ペロリと剥がせるので、クレンジング不要。
ディフューザー不要な点もお手軽でよさそう。

まとめ
今までは化粧品=肌に塗るものというイメージしかありませんでしたが、今後は化粧品=肌に貼るリアルな人口皮膚という認識になるのかもしれません。
人工皮膚化粧品は、シミやソバカスを覆いかくすだけではなく、触った時の感触も変えてしまいます。
ザラザラ毛穴の悩みも一気に解消しそうですね。
↓あとはたるみ対策だけすればOK・・みたいな。
-
-
見た目年齢が10歳若返る!オススメのたるみ解消法&グッズまとめ【老けて見える最大の原因は顔のたるみ!!】
「最近顔が老けたな」 「でもあの人は同年代なのにすごく若く見える・・この違いは何だろう?」 と疑問に思ったことはありませんか? 人の顔が老けて見える最大の原因はシワではなく、たるみによる凹凸、影ができ ...
続きを見る
また、アトピーなどの皮膚の疾患にも対応できるよう開発を進めてるとのこと。
ここ数年、従来は不可能だとおもわれたシワ改善クリームが発売されたり、科学技術が美容業界に革命を起こしはじめていますね・・。
年末から2020年は各化粧品メーカーの人工皮膚ラインの発売ニュースに注目です!
